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「F1撤退・ホンダは生き残れるか」

 ホンダがF1グランプリから撤退しました。一時休止ではなく、ほぼ永遠に復帰しない“撤退”ということです。果たしてF1を継続することは企業の力になるのでしょうか。それとも撤退するというチェンジ=変化こそが今、求められているのでしょうか。そして、ホンダは生き残れるのでしょうか。
 まずは、福井威夫社長が悔しさをにじませながら撤退を宣言したF1について考えてみましょう。
 F1グランプりとは、戦前から続いていた世界最高峰のモータースポーツです。自動車産業の黎明期、そして戦後のモータリゼーションの発展期に花開いた自動車レースだったために、参加者は自動車のユーザーではなく、ほとんどが自動車メーカー自体でした。いわゆるワークスチームによる参加です。
 しかし、自動車の黎明期が終わり、モータリゼーションも一服すると、F1はロータスやブラバム、マクラーレンといった、いわばクラブチームのものとなりました。自動車メーカーは、エンジンを供給するといった側面支援に変わります。
 ところが、1977年にルノーがF1初のターボチャージャーで参戦を表明し、ホンダが第二期の挑戦を開始するころからメーカー色が強くなり、95年にダイムラーがマクラーレンにエンジンを供給すると、一気にメーカー・レースの様相を呈するようになりました。そして、08年現在では、ダイムラー、BMW、ルノー、フェラーリ、トヨタ、ホンダというヨーロッパと日本を代表するカーメーカーがエンジンを供給したり、チームを結成して参加しています。クラブチームが、少ない予算で車体作りの腕を競うという牧歌的なモータースポーツではなくなってしまいました。F1は、好きだから参加するというよりも、カーメーカーの業務になってしまいました。

自動車レースのF1から撤退するホンダ=10月、富士スピードウェイ〔共同〕
 こうしたF1のワークス化とでもいうべき変化と、米国が仕掛けたグローバリゼーションの時期が重なります。自動車産業が世界的な産業になっていった時期に、F1もワークス化されていったのでした。
 ホンダの2000年の復帰、トヨタの2002年からの参戦は、日本の自動車メーカーの米国から欧州への市場の拡大がその背景にあったといってよいでしょう。そのためには伝統あるF1に参戦し、ブランドを構築することがきわめて有効だったのです。
 しかし皮肉なことに、欧州におけるF1の人気は、この頃から少しずつ翳ります。一方、モータリゼーションの発展途上国ではF1人気が高まります。そうした状況の変化につれて、開催地は欧州から中国、マレーシア、バーレーンと、アジア、中東へと移っています。


2010年に生き残るクルマ(舘内端 著)
舘内端(たてうち・ただし)
自動車評論家。1947年群馬県生まれ。日大理工学部卒、東大宇宙航空研究所勤務後、レーシングカーの設計に携わる。1994年日本EVクラブ設立、現在も代表を務める
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